不器用な半生があったからこそ、見えた景色がある。
組織の看板を捨て、一人の人間として向き合うために。
私は以前、地域の大きな事業所に所属し、ご高齢者やそのご家族の相談に乗って介護の計画を立てる仕事に10年ほど携わっていました 。しかし、日々の膨大な書類作成や決められたルールに追われるうち、お宅を訪問して「ただ記録を残すこと」が目的になっている自分に気づいたのです 。「このままでは、心の通わない仕事しかできなくなる」 。その強い危機感から、50歳を目前に独立を決意しました 。会社の看板に頼らず、自分の責任で目の前の方と深く向き合いたかったのです 。
挫折だらけの半生、50歳で初めて知った「ありがとう」。
偉そうなことを言っていますが、私のこれまでの人生は決して立派なものではありません。職を転々とし、子どもが生まれる30代の時に無職になったこともあります 。独立してからの最初の3年間も、思い通りにいかず毎日「会社を畳もう」と悩むほど苦しい時期でした 。 しかし、そんな不器用な私を支えてくれたのは、一緒に踏ん張ってくれた仲間や、私たちを頼ってくださるご利用者様でした 。私は50歳にして初めて、心の底から人に「ありがとう」と感謝できたのです 。人の温かさや繋がりのありがたさを、私はこの仕事と関わってくださる皆様から教わりました。
「人の痛みがわかる」あなたと、一緒に働きたい。
だからこそ、ハピネス・トゥモローでは「最初から高い技術を持っていること」や「輝かしい経歴」は求めていません。仕事で挫折を味わったことがある人、遠回りをしてきた人 。そんな「人の痛みや弱さ」がわかる人にこそ、できるケアがあります。技術は後からいくらでも身につきますが、相手を思いやる「気持ち」は何にも代えられません 。 人生でつまずいた経験も、すべてが誰かに寄り添うための優しさに変わる。そんな私たちの想いに共感してくださる方と、この温かい居場所を一緒に育てていきたいと願っています。






